「知識は誰かに頼る時代…でもウソが先に勝つ!?」シンラ共和国で話題の“泥仕合カフェ”構想

 

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5月18日、シンラ共和国で、「知識を誰かに頼る時代」が物議を醸している。シンラ大学の研究者キム・タロー氏がブログで発表した論説が発端だ。タロー氏は、かつて狩猟採集から農耕へ移行し分業が進んだ歴史を振り返り、「専門知識を他人に頼る現代では、最初に信じた情報が全て」と指摘。

タロー氏によると、人は「あの人が言ったから」と権威を盲信しやすく、公的機関の情報も精査せず信用する傾向がある。しかし、「結論の根拠が示されていなければ噂話と同じ。都合よく引用すれば詐欺」と辛辣だ。一度信じた情報は修正が難しく、「AはB」と信じた後に「実はC」と言われても「Bの可能性も微レ存」と自己正当化に走る人が多いという。

さらに、「ウソでも先に言えば勝ち」とタロー氏。信じ込んだ勢力に「ウソっぽい燃料」を投下し続け、金と時間を費やさせるビジネスモデルが横行中。「オオカミ少年が儲かる時代」と皮肉り、情報の価値低下を懸念する。極めつけは「泥仕合カフェ」のアイデアだ。「知識の押し付け合いをする客が集まりそうだが、客単価は低そう」とジョークを飛ばし、SNSでは「シンラらしい皮肉w」「泥仕合カフェ、絶対流行る」と大ウケしている。

注:本記事はフィクションであり、実在の人物・団体・国家とは一切関係ありません。