神経質な髪の毛

記入日:2003/08/28

一ヶ月ぶりに献血したところで、高校で同じクラスだった男を見た……ような気がする。たぶん、アイツじゃないかと思いつつも声はかけなかった。そこまでして会って話したいとも思わなかったから。だけど、今度は別の場所で郵便配達員らしい格好をしたこれまた高校で同じクラスだった男を見た……ような気がした。似ていると思えば、みんなそれらしく見えるのかもしれない。

XXにいたときも、故郷XXで一緒だった友人によく似た顔を見たことが何度かある。場所は変われども、何処にも似たような顔つきで似たようなタイプがいるもんだと、そのあときは妙に感慨深げになったのを覚えている。

先日、そこまでいかないが、ちょっとした違和感があったことを思い出した。「模倣犯(宮部みゆき著)」で、何人もの女性を誘拐した上に監禁、最後は殺害していた犯人が寝起きの描写だったと思うが、男の犯人がパジャマを着ていた。

髪を切った。半年前から行っている美容室が改装し、随分と広く明るい感じになっていた。髪を切ってといつも思うのは、私のクセの強い髪の毛のこと。普段、髪を整えて歩いている姿を見れば直毛に見えるが、濡らしてみると場所によってはクルンクルンのパーマがかかっているようになるところもある。しかも、細くてボリュームがないのでペタッと頭に張り付く(乾かすと膨らむ乾燥わかめ)。

ずっとこの髪に私は苦労してきた。縮毛矯正なんかもしたけど、どうもうまい具合にいかない私の髪。今日も、髪を切った後にドライヤーで乾かしてセットされたが、如何せん変な頭である。このいや~んなほど神経質な髪の毛は、長年付き合った私でないとセットも難しい気がする。そういう意味で、神経質な私に合った私らしい髪だ。

 

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