ワイアットアープ

記入日:2003/11/03

この間、ワイアットアープという映画を観たのだが、私にはあまり楽しめる映画ではなかった。酒を飲みながらボーッと観ていたのもあるが、なんだかとてもどうでもいい内容だった気がする(私が日本人だからかもしれないが)。

主演のあの人が割と好きだったので(髪のある頃の映画が)、見る気になったのだが途中からはせっかく借りたから観るという貧乏根性で観ていた。楽しめなかったのは、ドンパチが好きじゃないのもあるが、なんと言ってもヒゲ顔の野郎達の区別がつかないことに原因がある、かも。まったく、どいつもコイツもみな同じに見えてしょうがない。

もしかして、私は映画を楽しめなくなったのかなと何故か思ってしまったので、手元にあったブレードランナーを途中まで観ただけが、それが杞憂に過ぎないことを確信した(この映画で比較する私も私だが)。あの映画が面白くないだけだ、私にとって。そういえば、彼が髪が薄くなった後の海上都市だかを舞台にした大作は最悪だと聞いたことがある。

YAWARA!

ブレードランナーに続き、懐かしいものついででYAWARA!を読んだ。今読むともうどういう展開だった半分くらい忘れていて、バルセロナの無差別級の決勝がテレシコワじゃないのに驚いたりする。ついでに、一気に読んだので初期設定との違いのようなものを感じちゃったりする。

序盤でノッポの姉ちゃんが身長が伸びだした頃の話をした時、「父の身長が180で母が170」と言っていたような気がするのだが、後で出てきた両親は母親の方が背が高いように見えるし、しかもどう見ても彼女がいうほど大きくないような気がする。

この作品に関しては、柔道の解釈でおかしいところが多々あるとか、諸々の問題を聞くことがあるが、何せ私は柔道をよく知らない上に、設定に矛盾があっても「おいおい」くらいで済ませて、楽しめてしまうのでたいして問題ではない(さすがに宇宙空間に出て呼吸をするといった芸当を見せられると閉口するが)。

こういう私なので、推理小説を読んでも犯人やトリックの推理を一切しない。普通に読んで、「ああ、読み終えた」で終わってしまうから始末が悪い。誰が犯人か、どんなトリックを使ったかというのに、どうしても興味が持てないのだ。

いっそ、推理ものをギャグとして扱ってくれたほうが楽しめるかもしれない。例えば、自分がいなくなっているわずかの間に飲みかけのコーラがなくなった。飲んだのは誰かといった馬鹿馬鹿しい感じの……は昔書いたな。ああ、そうだ。課長バカ一代というマンガで、なくなった饅頭は誰が食ったかという推理をする回がある。あれが例としていいかな。

おや、私は何を書いているんだ? YAWARA!の話だったのに。えっと、このマンガでは個人的にはキョンキョンが頑張るエピソードが割と好きです。さすがに似たような展開を何度もやられるとあれですが……。

世界潮流

先月書いた世界潮流という番組の再放送を見ました。アニメに関する話題の回です。中国には国立のアニメに関する大学があり、韓国にはアニメの高校があり、フランスにはアニメ関係のなんか立派なものがあるらしい……と海外の事情を見るたびに、この国ってこういうのには後手後手だよなと思ったり思わなかったり。

フランスではアニメオタクみたいな人は、特に変わった人ではないと言っているのを見ると、向こうはただでさえ住む人達の人種という違いが日本より大きいのに、趣味にまで人との違いを持ち込んだりしたくないよなとか思いながらも、日本のそういうファンの一部の格好を思いだしては、それだけではないだろうなとも思ったり……。

日本のアニメ関係者の劣悪な労働環境ぶりや収入のなさを番組で聞くたびに、問題を解決したかったらまず制作を依頼する側が少しでも制作費を増やしたらと思わずにはいられなかった。どうでもいいようなタレントに高いギャラ払う適当なバラエティーよりは、アニメの方が再放送やグッズ展開などメリットも大きいと思うんだけど、素人目には。

……と、また書きたいことが溜まってしまったので放出した次第であります。

 

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