ワンダーランド

記入日:2003/11/13

私にはロクでもない夢が幾つかある。ひとつは自宅の裏庭にあるトタン屋根の小屋をログハウスにしたいというものであり(風景的に嫌なので)、そこに地下室を作って私の過去に関するものをすべて押し込めたいこと。

もうひとつはピラミッド型の建築物を作り、一階は世界の珍しい缶詰を売る店(死ぬほど臭いのを売る)、地下一階はビリヤードのできるバーにすることだ。何で? と聞かないで欲しい。ただ何となくそうしたいだけで、明確な理由がないのだから。

ここからさらに現実味が薄れていく。みっつめに完全自給自足型の自宅にしたいというもの。自家発電は勿論、衣食住に必要なあらゆるものを自宅で生産し、またその中で循環できるというのが究極目標だ。ちなみに家の床はコルクにし、ライフスタイルに応じて部屋割りを変えやすいものにしたい。

最後に世界宝探し大会の開設である。名称を聞いて「はぁ?」と思った方は読み飛ばしてください。え~っと、洞窟、塔、森、砂漠、遺跡風の建物、山、中世ヨーロッパ風の建物というどこぞのRPGに出てきそうな島を作り、そこで年一回島内のどこかに隠された財宝を探しだす、というのがその内容だ。

無論、宝は宝箱に入っている。参加選手は島内に精密機器持ち込み禁止で、体一つ大会期間中のお宝ゲットを目指す。宝はメインのものひとつと参加賞的なものが幾つもある。参加料金は取るが、メインの宝の価値はその数万倍。メインの宝を手に入れた者が島に唯一存在する城下町(街の人も用意。ここが根城)、そこにある城の王様役にそれを見せて本物なら大会終了(その年の宝が何かは知らされない。期間中に城に戻れなければゲームオーバー)。

メインのものを見つけた者はその年のウィナーとして肖像画が描かれ、城の中に飾られる。「さぁ、みんなで冒険者になろう」というコンセプトで、参加者資格は特に無し。各選手の動向はテレビで中継されればなおよし。ちなみに大会期間中以外はテーマパークになる。

読んでくれた方、ありがとうございます。バカ話に付き合ってくれて。私は別に資金力があってこんなことを考えている訳でもなく、ただボーっと何らかの空き時間に思い描いただけです。たまには日常を離れ、自然の中でバカみたいにでっかい何かを追っかけてみたい、ただそれだけなんです。

正義の味方は淡白

白い巨塔を見ていてふと思った。ヒールにはSEXシーンがあるのに、ヒーローにはない。この物語を単純に正と悪で区切るのは問題があるが、わかりやすくするために敢えてそうする。

財前が愛人としている頃、里見も奥さんとしていてもいいのだが、そういうシーンはまず出て来ない(出たらきっと違和感がある)。

夫婦の契りがドラマとして面白くないのもあるんだろうけど、こうも悪役ばかりにそういう描写があると「性=悪」に結びつかないかといらぬ心配をした。

ヒーローと言えど、意中の子と結ばれたシーンっていうのはよくある。ただ、正と悪の対立軸のような対比がある作品ではあまり見ない気がする(というか、思い出せないだけ)。

ヒーローのSEXシーンで思い浮かべるのは…… 本宮ひろ志氏のマンガ?(何故これが一番に浮かぶ?) やめよう、この話。

マンガと言えば、岐阜県は、知事が自ら「マンガ立県」を宣言したそうな。ついでに、この間日本の大学でもアニメやマンガの科をと書いたような気がするが、京都精華大学に芸術学部マンガ学科がありましたね。失礼。

 

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