雪国ブルース

記入日:2003/12/08

♪雪の降る夜は うっぷんも積もる

まして吹雪じゃ なお積もる

酷い吹雪と うらんでみても

戻っちゃこない 夏の日は

ああ北国の 冬に泣いている

雪寄せ

雪寄せしました……。次の日にはまたすぐ降り積もるから徒労感がありますね。人間は無駄な努力をすると、その労働以上に疲れるそうです。あるところで、確か何かを積み上げるような作業をさせ、積み終わったら崩すという作業を何度も続けさせたそうです(重労働ではない程度に)。そんな無意味な仕事を続けた人たちは、重労働の人以上に疲れていたそうです。

初転び

いつの間にか、屋根に雪が積もっていた。北国の冬は突然外の景色が変わるので驚く。窓を開け、あまりの寒さにまた驚く。しかし、冬になってもっとも驚くのは転んだときだ。痛い上に周囲の視線が気になる……。今シーズンの初転びはいつになるだろう?

雪国の憂鬱

雪が降っている。昨夜降った雪が、近所のビニール製の小屋に積もっているのを今朝見たが、今シーズンになって初めて降っているのを見た。もっと正確に言えば、吹雪いていた。

雪が降るのを見て情緒的になったりするのは、詩人か子供かスキー場関係者か、雪の少ない地域に住む人たちだと思う。雪が降り出すとどうしても、面倒な雪寄せを思い出さずにはいられないのが雪国の人ではないだろうか。

吹雪く雪に若干沈んだ気持ちになっていると、この間の結果が届いた。いわゆる朗報ではあったが、それは次もパスしてから真の意味をなす。浮かれていてはいけない。さっきまで降っていた雪が、私に身を引き締めろと言いながら空を舞っているような気になった。

雪が屋根から落ちる音

今日は雨が降っているので聞くことはなかったが、最近降り積もった雪が屋根から落ちる音を聞くようになった。なんだか、その音を聞くたびに、もう一人住人が増えたような気になる。

 

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