黒豆ココア、溶ける

記入日:2004/02/02

最近、ココアにはまっている。ことのはじまりは献血しに行ったところで、タダで飲める自動販売機からココアを選んだことからだった。

水分を取って下さいと言われて、自販機の前に立った。その日は寒かったので温かいものが飲みたかったが、私はコーヒーやお茶系を飲むとトイレが近くなるので、献血前に飲むのはやめようということでココアを選んだ。

ムーミンのパッケージのココアだった。そのココアは人によっては甘すぎて嫌な代物かもしれない。私は甘党なのでまったく平気というか、その甘さとまろやかさがすっかり気に入った。

それからしばらくして、家でも飲みたいと思うようになり、某社のミルクココア(298円)を買った。自販機で買ったのと味は全然違っていた。甘くなかった。多めに溶かしても甘くならなかった(ココアの粉末が溶けきれずに下に固まっていた)。でも、砂糖は入れたくなかった。あの甘みは砂糖ではないと思ったからだ。

その甘みが何なのか、意外なところでわかった。デパートの地下、試食コーナーで黒豆ココア(498円)が配られていた。その日は元々黒豆ココアを買いに来ていたので、ついでだから飲んでいこうと配られているものを受け取った。あの味に近かった。そこのオバサンが言うには牛乳を入れたらしい。

そう言えば、この間買ったココアにも牛乳云々という説明書きがあったなと思い出した。しかし、面倒なので今も牛乳は入れずに飲んでいる。相変わらず甘みが足りない。某社のミルクココアに比べ、黒目ココアは倍近い値段がするが、その差は粉末を見ただけでわかる。

黒豆ココアのほうが粉末が細かい。細かいせいか、某社のミルクココアよりもよく溶ける。溶けるといっても、溶けきらずに少しは残る。でも、ちょっとした高級感は味わえる。味の違いは、某社のミルクココアの味を忘れてしまったので何とも言えない。ああ、ただ共通点がある。どっちも飲んだ後、ゲップをすると妙に気持ちが悪い。

イソフラボンジュール

謎が解けた。答えはイソフラボンジュールだった。

何のことはない。黒豆ココアのCMで氷川きよしが歌っている歌の歌詞のことだ。ずっと何を言っているのか聞き取れなくて気になっていたが、今朝の番組でそれが「黒豆ココア、イソフラボンジュール。ココアに黒豆入って」であることがわかった。

実は後半部分の「黒豆入って」を「肌にいいって」だと思っていた。いや、まぁ、ただそれだけなのだが……。しかし、あのCM。年末は嫌と言うほど見たなぁ。ちなみに、イソフラボンジュールは黒豆ココアに入っているイソフラボンとボンジュールを組み合わせたもの。

 

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