紙類はスーパーよりも薬局が安い

記入日:2004/06/01

紙類はスーパーよりも薬局の方が安い。これはXXに住んでいたときから思っていたことだ。トイレットペーパー、ティッシュなどの紙類の値段がスーパーと薬局とでは百円近く違う。今日も、近所の薬局で12ロール208円のトイレットペーパーを買ったが、同じものを近所のスーパーで買うと298円する。

何故、薬局の方が安いのだろうか。その理由はまったくもってわからないが、同じものを百円近く安く買うと妙に嬉しい。家具や洋服などは、同じようなものを安く買ってもこの嬉しさはない。むしろ、消耗品以外のものは安いものは悪かろうという考えが働くせいか、高いものを持つことに喜びを感じる。

この百円安いものを買ったところで、その浮いた分で普段以上に「いいもの」を食べようとか思ったりして、結局は消耗品への出費で消えていくのだが、安く買ったときの喜びだけは身体に染みに着いてしまう……。ある種、ギャンブルにはまるのと似た症状なのかもしれない。

風邪という言い訳

一昨日、朝起きたら鼻水がひどかったので、病院に行って診察を受けたところ、風邪薬とアレルギーの薬を処方された。その薬を飲んで今日起きたら、鼻水は治まっていたが、喉が乾いて苦しかった。そのせいもあってか、幾つかのミスをしでかした。

だからといって、風邪を引いているからと言い訳をすることはなかった。風邪を引いていたとしても、私のミスに他ならないからだ。ただ、どこかこう「風邪のせいにしたい」気持ちが、風邪引きだとアピールするような鼻をすする行為をさせた。

情けない話ではあるが、やはり「風邪引き=普段の私ではない=健康ならこんなミスはしない」と言いたくて仕方ない。それが人情というものだろう……? まぁ、言い訳がどうこうより、今は風邪を治すことが最優先であることに違いはない。

落下するパイナップル

今朝見た夢は、ビルのような建物の窓から草原を眺めていると、上空に傘の骨組みのような椰子の木が回転して飛んでいて、そこからパイナップルが落下してくるというものだった。この夢のせいで、私は妙にパイナップルが気にかかっていた。

いつも行くスーパーに行くと、偶然にも青果市をやっていてパイナップルが298円だった。奇妙な運命に手招きされるかのように、私はパイナップルを買ってきて食べることにした。

夕食後、一気に食べようと思ったが、予想以上に腹がふくれたので諦めた。「パイナップルって、意外と腹の足しになる食い物なんだなぁ~」と思いながら、病気の時はやっぱりフルーツだなと、安い割に美味しかったパイナップルに満足して眠りに就いた。

脱皮

いまだに風邪を引いている。かれこれ、一週間近く引いていることになるだろうか。そのすべては野球観戦から始まった。クソ暑い中、日焼け対策もなしに、長時間直射日光を浴びて、応援する側が一方的にやられている試合を観れば、具合が悪くならないわけがない。

でも、病院での診察結果はアレルギー性の鼻炎だった。嘘みたいな話だけど(最近はもう風邪だと思っている)。風邪ではないので、うつることもないと思ってマスクをしないで行動していた。そのうち、身近な人の中から風邪引きさんが出てきた。私がうつしたとしたら、本当に胸が苦しい……。

そこでふと、風邪が誰からうつったか特定できれば、うつされた側はうつした側に注意を怠ったとして、慰謝料のようなものを求めることができるのだろうか、なんてどっかの番組やりそうなことを考えた。しかし、周囲をよく見てみると、風邪引きは私だけではない。そこらかしこに風邪引きがいる……。誰か一人を追求というのは、まず無理だろう。それに、マスクをしたところで、菌が飛び散るのを完全に防げるような気はしない(もはや、自分への慰め?)。

更に話は変わるが、日に焼けた手の一部が水ぶくれのようになり始めたので、この部分への処置について薬局の方に聞いたところ、オロナイン軟膏などは塗らずに冷やすようにと言われた。早速、家に帰って冷やしてみたが、冷やしていると何もできないのですぐにやめてしまった。

その後、醜い腕に嫌気が差して少しこすってみると、プツプツとふくれたところの皮膚が皺のように寄った。なんだか、ちょっとおもしろくなったので強くこすってみた。すると、皮は破けて湿っぽい新しい皮膚が顔を出した。破けた皮はおもしろいようにはがれた。

まるで、自分がヘビになって脱皮しているかのようだった。

 

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