もののけ姫の間

記入日:2004/11/19

テレビでもののけ姫がやっていたので久しぶりに観たのだが、キャラが喋っているのをみて「なんと顔に合わない台詞を喋るのだろう」と思った。同じ表情のまま、無駄な台詞をだらだらと続ける。もっとコンパクトにまとめられたであろう台詞が無駄に長いままやりとりされる。

そして何より間が悪い。会話のテンポというものが悪い気がしてならない。たまたま観たモロと主人公の男の会話だが、「あの子を解き放て、あの子は人間だぞ」までのくだりがスムーズでない気がする。声の調子もいきなり変わっている。

それでも、最初 観たときそんなところがあまり気にならなかったのは、一部声優陣の卓越した演技と絵の動きや背景の美しさ、音楽のすばらしさの中で誤魔化されていたからだと改めて思った。

宮崎駿という監督はとなりのトトロで終わったと思っている。膨らみすぎたバルーンだが、割れてしまっては今後の日本アニメ界が危うくなるという気持ちは今も変わらない。

ただ、もはや作品どうこうよりも、宮崎アニメは風物詩のようなものになってしまった、そんな気がしている。四年に一度のオリンピックにも似たイベントだと、極端な言い方をすればそうなる。

ちょっとした交流

東京学生交流会館の寮祭に行ってきた。知人がそこに住んでいるので軽く立ち寄ったのだが、タダで餅や水餃子を食べられてよかった。他には亀ゼリーなるものとタイの焼きそばを食べた。タイの焼きそばの麺は一見すると麺とは思えない、太めの春雨のように思えたのだが、焼き始めると麺っぽくなっていった。

 

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