一太郎回収

記入日:2005/02/01

回収と書いたが回収が決まったわけではない。ジャストシステムはあくまでも今後の裁判で勝つからユーザーに迷惑はかからないと言っている。個人的には今回の裁判沙汰は法的にどうこうというよりも、今後の日本企業の行く末を思うにマイナス面ばかりが目に付いてならない。

あんなヘルプ機能ごときに特許?というのが正直な意見である。そりゃ、知的財産権は保証されるべきではあるが、やはりそれは莫大な費用をつぎ込んで開発した者を守るものであり、ひいてはそれが業界を守ることに繋がらなければならない。そこまで法というものが融通の利く者ではないからこそ、人が人を裁くのだという気がしないでもない。まぁ、法は法である。法は決して絶対の正しさにはなり得ない。

私は心理学を信じない

些細なことで気が沈んだ。ちょっと報告したいことがあって「今、大丈夫ですか?」と仕事中だったある人に話しかけたら、「今はちょっとまずい」と言われた。そこで、「失礼しました。また後で来ます」と退散しただけなのだが、何だか妙に悪い気がしてならなかった。

仕事中に話しかけたからというわけではない。仕事中に関係のないことで話しかけるのは個人的に気が引けるのだが、仕事中にしか話す機会がないのだから仕方がない。仕事中と言っても、四六時中忙しいわけではない。その人だって、手が空くとよくお喋りをしている。ただ、そのときはそんな余裕がなかったはずだ。それで、悪いことをしたなという気持ちが強い。

とはいえ、気にするほどのことでもないのだが、私はこういった些細なことをやたらと気にする時がたまにある。どうしてなのかはわからない。自分でも困っている。結局、今日はこの妙に沈んだ気持ちを一日引きずることになった。

気まずさと言えば、職場でもうひとつ気まずい会話があった。手を洗いにいわゆる給湯室的な場所に行った際、同じ課だけど話す機会のない女性と会った。普段からあまり話すこともないので黙って横で手を洗っていたら、「ゴキブリが出た」という話をされた。向こうも一緒になったから何か話さなくてはと思ったらしいが、そんなことを言われても「ここで出たんですか?」「そう」で会話は終わってしまった。何だかなぁ……である。

夜はサークルの打ち合わせに出なくては行けなかった。それ自体は別に問題はないのだが、その後の飲みの席で心理学について「私は心理学を信じない」という言葉が飛び出した。別に私も心理学の科目を履修はしているが、全面的に信頼のおける学問だとは思っていない。

だが、「信じていない」という表現にはムッとするところがある。信じる、信じないでは、まるで心霊現象や超能力といった類に思えてならないのだ。仮にも学問である。そんな稚拙な表現を使わずに否定してもらいたいものだと思った。まぁ、詳しく知らぬ者の否定など取るに足らないのだが(おそらく、心理学といえば性格テスト的な類しか思い浮かばないのだろう)。

 

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