もんじゃ焼き

記入日:2005/02/03

初めてもんじゃ焼きを食べた。お好み焼きみたいなものだと思っていたら、出てきたのは具と汁だった。キャベツなどの具を鉄板に広げ、それを二つの鉄のヘラみたいなもので細かくする。その後、ドーナツ状に具を並べ、真ん中の空間に汁を垂らすのだ。汁が外に出ないようにしながら焼き、最後は汁と具を混ぜて出来上がり……らしい。私的には手間をかけてまで食べるものではないといったところだ。

まぁ、それはそれでいい。何でもんじゃ焼きを食べたのかというと、いわゆるテスト後の打ち上げクラスコンパだったのだ。もんじゃ焼きの後は知人宅にみんなで押しかけ、メンバーの一人が作ったサラダなどを食べ、節分の豆まきをした。早めのバレンタインチョコももらった。

会社員とそうでない人の差

私はさっさと帰る予定だったのだが、結局そこで朝までいることになった。家に帰ったのは6:30過ぎになり、軽く仮眠を取って仕事に行くことになるのだが、夜通しした会話の中で前からあまり好きではなかった女の一言がカンに障った。

私が数年後には団塊の世代が退職し始めるから、上があくから若手の雇用状況は今よりよくなるのではないかという話をしたら、あまり変わらないと言われた。反論として新たな雇用を企業は渋っているというのは納得出来る。しかし、どこもかしこも渋りはできないだろう。現に教員など団塊の世代が抜けた穴を埋めなくてはいけないという問題が浮上している。

また、彼女は職場の経営者が言っていた話として、団塊の世代はいったん退職しても別の所に天下りするというが、そんないいご身分の人が大勢いるとは到底思えない。ヘッドハンティングの話にしたって、田舎に行ったらそんなものはまずないし、されるのも一握りと言っていいのではないだろうか。

別にどっちが正しいという訳じゃないけど、と適当に終わりに向かって収束させたが、最後の「会社員とそうでない人の差」という言葉が苛立つ。お前は会社員といっても随分とキナ臭いことやってるだろ、と言いたかったのと、今は会社員ではないといえば、私だってつい最近まではそういうご身分だった人間だ。

ああ、書いているうちに馬鹿らしくなってきた。いわゆる就職氷河期と言われる時代だったという世間一般の見方で話していたのに、「逆にそういうときはチャンスなのよ、そういう見方をしなきゃ」と自分のポジティブさを強調する話の論点を見いだせない輩なのだ。話していて疲れるったらありゃしない。

乾いた瞳

昨日の日記を見ればわかる通り、ロクに寝ずに出社することになった。いったんうちに帰って仮眠を取ったのだが、かえって取らない方が眠くならなかったような気がしないでもない。それにしても気になるのは、徹夜明けの顔の状態である。目元のしわの具合が気になる年になってしまったと悲しく思う。あまり無理はしたくないものだ。

それはそうと、夏場にある女性と語り合って夜を明かした時のようなある種の充実感は今回なかった。気の合う相手と一緒ではなかったせいだろうか。それとも……? それにしても、人と接するほどに苛立った一週間だった。私は元が人間嫌いなのかもしれない。

 

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