スターウォーズ エピソードⅡ

記入日:2005/07/17

今日は当初からスターウォーズを観に行くつもりだった。ただ、朝早く起きたので予定よりも早い回の上映を観ることにした。上演開始は9:00、最寄り駅からは30分くらいかかる映画館で観た。客席は七割方埋まっていた程度で、思っていたほど混雑はしていなかったので観やすかった。

スターウォーズといえば、旧三部作に比べて新三部作はつまらないという声を各所で聞く。熱烈なファンの中にはフォースを機械で測定したエピソードⅠのシーンに愕然とした人もいたようだ。私もⅠを観たときは、「こんなものだっけ?」的なやや期待はずれにも似た印象を持ったのを覚えている。ついでに、最前列で観て首が痛くなったことも。

確か、エピソードⅡもシナリオがチープだとか何とかとアメリカの映画雑誌か何かで酷評されていた気がする。とはいえ、今まで全部観てきているので酷評されようが何を言われようが観るつもりでいた。その感情を煽るように、最近立て続けにTV放送された旧三部作には、関係者のあざとさとそれにまんまと乗せられている自分を感じる。

前置きが長くなったが、映画の感想である。私はそれほどこのシリーズに入れ込んでいないということを前提に書くが、普通にそこそこ楽しめる作品だった。先の展開が知っているとは言え、よく漫画などで回想シーンになって現在への繋がりを見せた部分が面白いように、「ああ、だからこうなったのか」という過程を楽しむことはできた。それは「何が起こるんだろう」というワクワクではなく、「何故、ああなるんだろう」という探求心に近い感情があった。

次に不満である。予告編は間違いなく見せすぎである。あれで大体を知ってしまうので、面白みのようなものが半減してしまう。次に説明不足もあるが、これは仕方がないのだろうか。マニアではないので組織関係図が頭に浮かんでこない、人が多すぎて誰がどこの誰なのかいまいち把握できない(外人の顔を覚えるのは苦手)、合成やCGで作られているとはいえ 溶岩流をバックにした戦いで登場人物があまり汗をかいていないと臨場感がない等々……。

 

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