学祭の裏側

記入日:2005/11/05

学祭の手伝いに誘われたのは二日前。午後から一時間くらいでいいと言っていたのに、昨日の夜に「朝の九時に集まれ」に変わっていた。仕方がないので、嫌々早起きして行ってみると呼びかけ人以外にいたのはひとりだけ。呼びかけ人は「みんな大遅刻」と言っていたが、いきなり言われたって急には来られないだろう。何もかもが勝手すぎるのだ、特にものの見方や考え方が。

私が参加した団体ではリラクゼーションスペースを提供し、占い・マッサージ・人生相談などを受け付けた。そこで来て頂いた人にお茶を配るのだが、水の汲み場はトイレというお粗末さだった。何処の水も同じとはいえ、気分的には嫌なものである。それも人に出すものである。

まぁ、これは百歩譲って許せたとしても、紙コップの再利用はないだろう。しかも、そこで私が極端な例として「オーラルセックスをした際に(口が)性病になった人がいたらどうするんだ、あなただったら嫌だろう?」と言ったが、後々彼は傍にいた看護師に「うつらないよね」などと反論したそうだった。しかし、彼の頭にあるのは局部の性病であった。まったく、人の話をきちんと聞いてから言えよ。

だいたい、紙コップは洗ったところで汚れが染み込んでいて不衛生だし、そもそも使い捨て品を二度出すのは客に対して失礼極まりない。何処の誰が使ったのかもわからない割り箸を使う気になれるか? という話である。呼びかけ人の問題はこれだけではない。人を誘って働かせておきながら、自分はロクに働きもしないくせにデートである。更に最後には お茶をOHPにこぼす始末だ。もう、やれやれのレベルを通り越した呆れである。

企画したスタッフもスタッフである。会計係が到着したのが終盤である上に、その彼が金を管理し始めたのは売り上げ集計後であった。他にも挙げたらきりがないほどの準備不足点があったが、本当にきりがないのでこの辺で書くのをやめておこう。

まぁ、何はともあれ、わざわざ嫌いな人間と交わることはない。好きな人と好きなことをすることだけ、明日は考えようか。彼らに合わせて「他がどうなろうと知っちゃこっちゃない。自分にとって楽しい方向だけ見つけていればいいんだ」と。

苦労性は損をする

今日はゆっくり起きて、買い物に行って、気が向いたら学祭に顔を出そうかなと思っていたが、買い物に行った時に、昨日と同じ呼びかけ人から「人手が足りないから時間があったら来てください」と言われて行くことに。行く私自身のお人好しさ加減にも呆れるが、何かこう「知ったこっちゃない」と思えずに、「客に対して失礼なことをしていないだろうか」という心配があった。実に損な苦労性である。

行ってみると、この出し物をやろうと言ったスタッフが某コンサートに行っていて閑散としていた。責任を持ってやれよと言いたくもなるが、さすがに学祭の目玉とも言えるライブだけに客もまばらだった。そこで一時間ほど手伝うつもりが後かたづけまでいることに……。本当に馬鹿なんじゃないかと思えるくらいお人好しである。

一度は観たいものがあるので抜けようとするのだが、その肝心な観たいものを見に行ったところ 時既に遅く、会場には入れないという始末だった。仕方がないので適当に見て回ろうかと思ったが、一人で観てもつまらないので早速と手伝いに戻ることに。

本当に損な性分である。まぁ、真面目に働いていたことで、この二日間で私の株が上がったと言ってくれる女性もいたが、もっとこう気軽に好みの女性と学祭を見て回りたいものだと思うのが正直なところである(好みではない女友達となら見て回ったが)。それにしても、朝の3時まで呑みに付き合ったせいか眠い……。

 

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