家賃を滞納したら、どうなる?

記入日:2006/10/5

世の中には、やったらどうなる?ということが幾つかある。そのひとつが家賃の滞納である。おそらく、東京の賃貸住宅の多くは敷金が2ヶ月分で、滞納をした際には敷金と相殺されるというのが最もポピュラーな方法だろう。

この2ヶ月を過ぎて滞納が続く場合、これは正常な契約状態にないと見なされても文句は言えない(大家と管理を引き受けた不動産関連業との間に交わされる管理受諾契約的なものには、そういったことが書かれている。街の小さな店は知らないが)。

こうやって何処までも滞納を続けた場合、入居者の追い出し等を大家サイドは考えるようになる。自分の手には負えないと感じた大家の中には、その物件管理ごと不動産屋に委任する人も出てくるだろう(自分で管理していた場合などは)。

こうして不動産屋が動き出した場合、最悪の手段として鍵を替えるというのがある。要するに、滞納者は金を払わない不法占拠者であるから、中に入られないようにするというものだ。ただ、強引にやりすぎて事件になったケースもあるし、これは法的にはまずい処置である。

なので、弁護士に依頼して法的な措置を執るという選択肢もあるが、こっちは金と時間の浪費が凄まじく、選択肢に入れられないことも珍しくない(法的に支払いが命じられても、それまでのコストがかかりすぎる。元を取るには遅延損害金も取らないと)。また、法的な手段を講じて内容証明等を郵送しても、受け取られないために何も出来ない可能性もあると聞く(詳しくは知らないが)。

法の話はいいとして、鍵を替えるにしても相手が中にいたのでは効果がない。それを予測してかどうかは知らないが、滞納者の中には内縁の妻的な存在を家におき、外に出ないようにしていたヤツが居た。

そんなヤツなので、呼び出して話し合いをしようと言ったところ、そっちに行っている間に部屋の中の物を奪われる等と言い始めた。挙げ句の果てに警察に駆け込んで、交換された家の鍵を渡して貰えないと言い始めた。当然、警察は防犯上云々と思う。

ところが、事情を聞いた警察が管理会社に電話すると、そこでは滞納の状況を事細かに語られる。で、警察の方も「悪いのはお前の方じゃないのか」と言い出す。そうすると、その男は別の区の警察署へと移動するのだった……。

と、いうことで家賃を踏み倒すのも難儀だよといったところで別の話。何となく受講した講義で久々に逢った人が何人かいた。そのうちの一人、引っ越しを手伝ってくれた男性と飲みに行った。彼のおごりである。そこでまぁ、色々と話した訳だが、特に語るようなことはない。

屋上の語らい

そのとき、職場ではその書類を作れるのは私だけだった(作るソフトを扱えるのは私だけ)。そのとき、急ぎその書類が必要とされていた。そのとき、その書類作成のための資料を送ると言っていた人が、なかなかFAXを送ってこなかった。そのとき、私の勤務時間が終わろうとしていた。

つまり、半ば強制的に居残りさせられた訳だ。おまけに避けていた電話もした。その辺の話で気になることもあるのだが、あまり書く気になれないので終了。この後、屋上で開かれた鍋パーティーみたいなものに連行される。そのマンションの住人と大家が主な面子の飲み会に招待されたのだ。

そこでまぁ、いろいろと喋って飲んで、気が付けば午後十時近くになっていたような気がする。本当はさっさと帰って家でくつろぎたい気分だったのだが……。で、家に帰った後に、シャワーを浴びて、酒を呑みながらラジオを聴いた。酒を呑んだところで、どうも口の中がおかしいと思っていたら、屋上で何か食べている時に口の中を切ったらしく、ちょっと染みるというか何というか、とにかく痛みのようなものを感じた。

それとは別に、付けたラジオのジャンルというか、その業界の話をくだらなく思えてきた。この間まで、そこそこ楽しんでいたというのに、この業界は死んだとさえ思えてきて不思議だった。屋上の飲み会の中で、何か自分の心のヒダに触れる部分があって、考え方を変えてしまったのだろうかと少し思った。

 

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