デトックス

記入日:2007/2/17

会社の忘年会でもらったスピーカーを売るために電気街へと出かけた。以前、パソコン周辺機器を売った店を訪れ、持ってきたものを査定してもらった。結果、500円。さすがに、売る気も失せて持ち帰ることにした。500円なら、あげた方がマシだ。

メインの用事が空振りだったので、気分転換もかねてリフレクソロジーに。そこで、若干興味を持っていたデトックスを試すことにした。ここでやったデトックスとは、足湯に専用の機器を入れて……のものだ。デトックスに関しては効果に疑問というか、よくない話もあるが物は試しとやってみたのだ。

機械が動き出すと、すぐに赤だか茶色だかわからない色が吹き出しはじめた。どうも機械のポンプみたいなところから出ているらしい。ちなみに、腕には軽い電流を流すバンドが巻かれていた。赤か茶色と思っていたが、係の人が言うには深緑らしく、色的に悪い部分は胆嚢だそうだ。ついでに、泡がぶくぶく出ていた。

機械等への突っ込みも浮かんだが、担当した子が純真無垢な感じだったので、というか施術しているのにケチを付けるのも野暮な気がしたので、『効果がある』と思って楽しい会話に終始した。まぁ、どうせ金を払うんだから、楽しい気持ちになった方が効果的だ(?)。

その担当した子は、会話の中で中学校の時に雪印の食中毒事件があって、給食の牛乳が一気に変わったという話をした。雪印の事件は2000年の夏ぐらいだったと思うので、逆算すれば中1(13歳)~中3(15歳)+7年だから現在は20~22歳ということになる。仮に20歳としても幼すぎる感じだった。

黒髪に手入れをしていない眉毛、ノーメイクに近い肌、異性としての色気は皆無に近かった。それはそれで、需要があるのだろうが……。おまけに、普段はスカートを履かず、上はスウェットで下はジーンズらしい。髪型も後ろで1つにしばるだけのシンプルなもの。たまに何らかの変更を加えると知人に「どうしたの?」と言われる始末。もう少し、色気づいてもいいんじゃないの……。

何となく、前の会社にいた子を思いだした。その子は安っぽいものの、変に格好付けた服を着た女の子だった。何というか、ネクタイとか付けるタイプの服なのだが、どうにもデザインが……というものだった(シミも付いていたし。勘違いヲタクファンション系?)。だがまぁ、そいつに比べたら素材としては雲泥の差だ。こっちは磨けば光る感じなだけに勿体ない気がした。

そう言う意味では前の会社にいた別の子、彼氏ができた辺りからスカートを履くようになった子を彷彿とさせる。オッサン臭い言い方になるが、彼女も異性を知ったら変わるのだろう……なんてね。ある種の狙いを持って、あれをやっているのなら凄いが。

鈍感力

小泉前首相が現首相にアドバイスを送ったそうな。支持率は上がったり下がったりするもの、だから首相は「鈍感力」を持った方がよろしいとのこと(出典元は、学校の図書館にも置けるエロ本を書いている作家)。なるほど、そりゃ国民の痛みもわからん訳だね。鈍感だもの。迷わず進む時には、鈍くなることは必要かもしれんけどさ……。

夜のテレビで利上げの話を聞いた。いつかやるだろうと思っていたことなので特に驚くことはない。そのうち緩やかに始めないといけないものだろう……。そのニュースの横で自民党の某政治家の顔が映し出されていた。先月は利上げに猛反発した二人がトーンダウンという立ち位置だった。「その理由は?」なんて追求があったけど、ようは反対したって選挙用の人気には繋がらないってだけだろうに。

どうせ、たいした考えもないんだろう。景気が上向いている実感がないという市民の声を受け、そんな時期に利上げなんて早すぎると言うことで、さも市民の気持ちの代弁者兼良識派を気取り、日銀側を悪役に仕立て上げて人気を取りに図っただけなのではないかと、劇場政治をチラチラ見ているうちに思えるようになってしまった。

 

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