即興の世界

記入日:2007/3/17

予定通りに即興演劇を見に行った。そこに行くために久々に京王線に乗ったら、「この電車は明大前に行きますか?」と聞かれた。そこで乗り換え予定だったものの、久々に乗る自信のなさから「たぶん、行きます」と答えた。というか、案内板を見ろよ……(何故か、道を尋ねられたり、写真を撮ってくださいと頼まれたりすることが多々あるんだよな。知らない土地に行っても)。

劇の方は以前見て好きになったインプロである。前回見たのとは違う団体のものだったが、基礎的な部分は同じなのかペーパーズ、ワンワードといったゲームはあった。今回初めて見たものとしてはサンキューという何らかのポーズを取り、次の人がそのポーズを受けて違うポーズを取って繋げていくものがあった。

あと、前回は確かエモーションリプレイというのがあったが、今回はそれの変形版と言えるものに出会えた。先のものはシンプルな何でもない劇の後に、「ときめき」とか「怒り」といった感情を持って同じ劇を演じるものだったが、今回は舞台端にいる進行役の指示で次々に感情が変わっていくものだった。

他には動きと声が一致しない劇があった。それはAという人が動きだけをし、そのAという人の声をBという人がアテレコする。そこにCという人が登場して動きだけをし、そのCという人の声はAという人がアテレコするというものだった。

劇が終わった後は新宿に行ってお買い物。この間買った無線LAN(子機)だけでは受信状況が悪いので、専用のアンテナを購入した。子機とアンテナを合わせて1万円。それにライブドアワイヤレスの契約をしたら(初期費用+3ヶ月)、1万2千円くらいになるだろうか。当初の予定にあったケーブルよりも安くあがった気がする。

二度目の即興

行き先は昨日と同じ劇場。半券があれば1000円でいいというので行くことにしたのだ(当日券2800円)。即興劇のいいところは、同じ内容の劇を観ることはあり得ないので、何度行っても話の筋に飽きることがないことだ。

今日は昨日のチーム対抗インプロ合戦とは違い、普段以上の観客参加型企画から始まった。まず、ワンワードに観客を混ぜて行い、次に観客から脚本家と演出家を選出した。進行役の合図に応じて即席演出家は与えられた台本からト書きを、即席脚本家は与えられた少年漫画誌からセリフをピックアップし、その指示に従って役者が動くものだった。

例えば、劇が進行しているとき、演出家が「AがBを押し倒す」というト書きを読めば、AがBを押し倒すことになる。脚本家が「ただいま」というセリフを読めば、どんなシーンだろうが「ただいま」と言って話を進行させるのだ。この強引極まりないルールの下で展開される無理矢理な展開が笑えた。

 

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