団塊の世代のセカンドライフ

記入日:2007/6/11

タイトルのセカンドライフは、仮想世界における自分の分身による生活のことをさす。某国のゲームのそれのことだ。だが、日本では定年後の楽しみとして使用される場合もある。で、今から書くのはどっちなのかというと、困ったことに両方である。

定年退職後にセカンドライフのゲームをやるというのではない。定年退職者に受け入れやすいセカンドライフ的ゲームを考案するという話だ。団塊の世代がパソコンでゲームをするのか?という根本的な問題もある。だが、昨今のニンテンドーDSの売れ行きを見るに付け、シンプルなものでかつ学ぶことをテーマにすればいけると思うのだ。

そこには別の根拠もある。大学の夜間学部に通っていると、熱心に勉強するご年輩の数の多さに驚かされる。学びなおしたい、もう一度 学生になりたいという思いを持つ人は少なくない気がする。そこで、セカンドライフとしてネット上で学生生活を再現するのはどうかと思ったのだ。

擬似的なクラス、学校行事、テスト……。それらの要素が懐古趣味と相俟って、身になって楽しいを可能にするはずだ。一人で学んで終わりではなく、その成績の善し悪しを誰かと共有する。さらには、若き日にできなかったことがネット上で実現できる(告白とかね。プレイ次第)、そこにビジネスのチャンスはないだろうか。

そういったゲームにはプレイヤーの分身であるアバターが存在する。そのアバターの洋服購入には現実世界での金銭が要求される。「なんでそんな、仮想世界の衣装を金をはたいてまで買うのだ」と最初は思うだろう。しかし、その世界でのコミュニケーションが日常となれば、よく見られたいという欲求は仮想世界であっても、現実の金を使うに充分な価値があるものとして認識してしまうのだ。

特に学びたがりやの世代には、仮想世界の教材であっても、学びに繋がるのであれば買うだろう。まぁ、他の参考書が紙媒体で情報を提示するのに対し、データ媒体で提示するだけの話でしかない訳だが……。何はともあれ、ネットゲームの新提案でした。

愛の文字

整体のお店に行った。毎月行っている店だ。まぁ、いつものように施術されて終わったわけだが、スタンプカードのスタンプが、動物のイラストのものから「愛」という文字に変わっていた。カードにスタンプを押す段になって、施術した人がどこからか持ってきたものだ。通常のスタンプは、そこらに出てあったはず。

紙に包まれたスタンプを取り出し、彼女は普通に押していったわけだ。「愛」という文字のスタンプだと気付いたのは後になってからなので、残念ながら「愛」スタンプ使用の理由を聞けなかった。まぁ、気を持たせて店に足を運ばせるという狙いなら、キャバ嬢なみにえげつないなと思った次第である。

 

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