セブンイレブンの弁当

記入日:2008/3/9

面接に行ってきた。何社か面接に行っているが、2時間も面接していたのは初めてだ。面接官である経営者が話し好きなのかもしれないが、いろんな話をしたような気がする。普通に今までの経歴や自己PRもあったわけだが、経営者の変わった食の好みといった仕事に関係ない話題もあった。

その中でも興味深かったものをひとつ。セブンイレブンの弁当の話なのだが、余った弁当をどうするのかという話があった。以前は店長の判断に任されていたらしいのだが、今ではマニュアルであげない方向が推奨されているのだとか。理由は簡単、余っていた時は余ったからあげていたとしても、余らなくなってあげなくなったら、理屈はわかっていても今まで貰えていたものが貰えないことで、不満が募ってしまうというものだ。

開店当初は幾ら売れるのかは予想しづらい。その分、残ってしまうだろう。だが、続けることによって予想が付き始め、余らないような仕入れになってくる。そして、タダで貰えていた弁当が貰えなくなる。人の心理として、当たり前になった利益が消えるのは痛いものだ。例え、その当たり前が本当はイレギュラーだっとしてもだ。

そこには、1つだけ余った場合に誰が貰うのかという争いの火種的な問題もあるかもしれない。また、一度OKサインを出してしまったものを、先のようなことになるからと規則で禁止してしまっては、規則というものに重みはないだろう。簡単に変わるもの、それが規則という概念に繋がりかねないわけだ。

で、肝心の採用の是非だが、平たく言えば検討しますという話だ。ダメなときには面接でダメという人なので、実際的にそういうことなのだろう。まぁ、ウェブ関係に進む基礎的能力はある。だが、それは最低限の能力でしかないわけだ。プラス1が私にはない。

内定と飲み会

内定をもらった。17:40、それは電話だった。採用の話があったあと、向こうの担当は他に受けているところとの調整に言及したが、他は検討中のが一件あるくらいなので御社でと言うと、後で一度 調整の為に来て欲しいと言い、都合のいい時間を聴いてきた。私は逆にそちらの都合のいい日に合わせますということにして電話を切った。

若干、会話が噛み合っていなかったような気もするやりとりだったが、採用の方向という話さえ聞ければ充分だ。その一言の後に、「やっぱヤメ」などという真っ当な会社にあるまじき対応は取らないだろう。書面でのOKがないのはツライが、今のところはこのやりとりの事実があればいい。あれば、いろいろと言える。

この日は18:45から前に語学クラスで一緒だった面子との飲み会があったが、その場に進路未決定のまま参加するハメにでもなったら、それはそれはツライ気分を味わったことだろう。この飲み会1時間前の奇跡とも言うべき報告は、もはや神のなせる技というものだ。そして、この報告があれば今のところを辞められる。それも前向きな理由でだ。それだけでの、この電話の持つ意味は大きかった。

で、飲み会の方はと言えば、思い出の面子の進路が聞けたわけだ。飲めば厄介者になる奴は公務員、性的に枯れ果てた九州男児は塾で事務員、昨年卒業した元小学館のバイトはテレビの制作会社、もう一人の先に卒業した者はパンの酵母メーカーという具合だ。残る女子の進路はわからないが、一人は前から働いている会社にいるのだろう。先生は学部再編に伴い別の学部へ移るそうだ。こういう話を聞くと、4年間はあっという間だった気がしてくる。

 

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