代表選手選考レース

記入日:2004/03/15

高橋尚子選手がアテネに行けないらしい。マラソンにはあまり興味がないので詳しいことは知らないが、毎度のことのように代表選考ですったもんだがあるのは知っている。

聞くところによれば、代表が三人なのに対して選考レースが4回あるという。これでは、その4レースの覇者を比べるときにコース、タイム、天候などがそれぞれ違うことを考慮に入れなければならない。つまり、公平な審査は難しい。しかも、枠が3つでレースが4つなので、単純に各レースの覇者が代表とはいかない(まぁ、レースが3つでもタイムの問題があるが)。

選考レースが4つもある国は日本くらいだ、という話もあるらしい。言われてみれば、そりゃそうだである。同じ条件で競い合って勝つか負けるかならすっきりするからだ。それなのに4つのレースを行う必要がどこにあるのか。

それは第一に、その日たまたま体調が悪かった選手のために、いくつかの選考会で選ぶ方がいいというものだ。これが陸連の考え方らしいが、もしかしたら次のような理由もあるかもしれない。

「オリンピック代表選手選考レース」と銘打った方が、主催者側としては何かといいので、主催者側から何らかの見返りを得ることを条件にレースを増やした。まぁ、こんな理由だったら笑ってしまうが……。

個人的にはオリンピックは一度きりの勝負だから、選考レースも一度きりというのが潔くていい。大会の日に調子が悪い奴は自己管理がなっていない、それ自体もう勝負に負けているということだ、と注意されたことを思い出す。

安全なのは5歳から

週刊現代に載っていたBSE記事を見た。BSEは全頭検査をしても見つからないのがあるらしい。BSEは潜伏期間が長いため、5歳未満の牛の場合、感染しているかわからないのだそうだ。だから、アメリカは日本のやり方が非科学的だと言っている。

だからといって、0.05%の牛のチェックで安心しろと言う国は問題外である。彼の国は生産メーカーが気になって仕方ないらしい。とまぁ、こんな具合の記事なのだが、ここで気になるのは5年という潜伏期間である。

5年経つまでわからないのであれば、5年経ったら食えばいいとなってしまう。5年経たない牛は売れないとなれば盤石である。しかし、そこまでいかなくとも、牛肉の価格表示と一緒に、『5歳オス』なんて書かれてあれば問題ない(?)。

「まぁ、5歳のオスじゃないの。これなら安全ね」

なんて言って買う奥様が増えるかもしれない。それはそれで、嫌な言葉の響きではあるが……。

 

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