連帯責任

記入日:2004/06/18

誰かの代わりに怒られたと言えば語弊があるかも知れないが、まったく事実を示していないというわけでもない。具体的に言えば、流れ作業の中で私がAの部分を担当し、ある人がBという部分を担当した。私は上司に当たる人にそのA・Bに然るべき作業をして提出したが、Bの部分において担当した人のミスが発覚した。

そのミスはなかなか気づけるものではないが、上司に当たる人はその道のプロなので気づくことができた(作業前ならまだしも、作業後のものだけ見ても、私などにはまずわからない)。私はそのミスのことで上司に怒られて平謝りしたが、それは私のいるセクションのミスだからだ。前にいた会社でも、他スタッフの犯したミスに対する苦情にひたすら謝り続けたことがある。

自分のミスだ・誰がミスをしたとかいうことではなく、ミスを受け取った側からすれば「ミスを犯したセクション(組織・会社)の人間」だという事実が重要であって、誰が謝るのかはよほどのことでない限り重要ではない。しかし、自分以外のミスで謝るのは嫌なものである。特に、若いときはそうだった。そんなことを久々に怒られて思い出した。また、前の会社ではT氏が犯したミスを私が代わって謝っているのに、彼はそのことで私に何ら言葉をかけなかったことも……。

話を変えて……。佐世保の小六同級生殺害事件において、「加害女児の心を分析」と題して女児のネットの文章を検証しているのを見たが、正直いってネットの日記などで果たして分析と呼べるものができるのだろうか(何処ぞの週刊誌にも書いていたが)。そう思うのは、ネットに書く文章というものが「作られた自分」であるからだ。不特定多数が見られるネット上にどれだけ本音を書くだろう? その点を配慮に入れずに、実社会の日記と同じように考えるのはおかしいと私は思う。

天気の話

じめぇ~っと暑い日だった。ムンムン蒸れて、日差しは痛く感じるほどに強かった。今まで住んでいた北国と違うなぁ~と思わずにはいられない。そんな外に出たくない天気の中、新宿まで買い物に出かけた。そこで、Tシャツを一枚買ったのだが、店員の対応に苦笑するところがあった。

まず、折りたたんだ服を眺めていたら一人の店員が「広げて見ていいですよ」と声をかけてきた。その後、Tシャツの着こなしに関して重ね着が流行っていると言った後に、「今日は暑いですね」と天気の話になった。まぁ、そこまではよくある話だ。

しかし、その店員が会計をするために場所を離れた後にやってきたもう一人の店員も「今日は暑いですね」と天気の話から入ってきた。先の店員とまったく同じ会話になった。同じ店舗内で同じ話題を二度ふられると何だか妙におかしくてしょうがない。しかも、話の振り方も同じなので天気の話をするとマニュアルに書いてあるのだろうかと思ってしまった。

 

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