ツワイサの原子力施設
報道ステーションに変わって以来、古舘氏の喋りと相性が悪いので観ていなかったが、今日は何となくチャンネルを合わせてしまった。すると、画面には「大量破壊兵器」という言葉の後にスクープとしてイラクの核施設、ツワイサの原子力施設が映し出された。
番組内で、核兵器はなかったが核施設はあったことに言及し、放射能による地元住民の被害を特集していたが、何分「大量破壊兵器」という言葉の後の放送であるために、いくら核兵器はなかったと強調しても、話のもって行き方からして「大量破壊兵器」に繋がるものがあったかのような感覚に陥る。
まして、「スクープです」と自信満々に言うものだから、アメリカの言う戦争の大義名分が見つかったかのように聞こえ、ある意味 視聴者に誤解を与えないだろうかと思うところがあった。報道ステーション(以前のニュースステーション)と言えば、例のカイワレで誤解を生む報道をした指摘されたばかりである(この問題自体、様々な観点を考慮に入れれば、一概に非だとして片づけられるものでもないかもしれないが)。
なので、ちょっとどうかなぁ~っと思った次第である。また、あの朝日がどっちかっていうとアメリカにとって良さそうな誤解を生じる(誤解と書くとまた語弊があるが)報道をすることへの意外さも不気味ではあるが。というか、もう完全に考えすぎかな。
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