今日も彼は機嫌が悪かった

記入日:2004/09/13

2004/08/20」に出てきた人の話である。今日も彼は機嫌が悪かった。来て早々、自分のテリトリーに入っていた隣の席の人(例の新人)のゴミ箱を蹴って寄せた。前々から気持ちの浮き沈みが激しいと評判の人ではあったが、最近はその浮き沈みや苛立ちにも変化が起こっているようだ。

今までならば、子どものように駄々をこねる感じで苛立っていたらしいが、最近は一応筋の通る理由で怒ることの方が多い。今日の怒りは、今日から長い連休に入った例の新人が原因だと想像できる。そのことで、前もって休むことを告げなかった彼女を、「休むなら前もって言え」「休むことで負担をかける人たちに、一言すみませんと何故言えないのか」と注意した。それは前も書いた。

だが本来、彼はそういった怒り方をするような人間ではない。何故か芽生えてしまったリーダー的な立場としての自覚が、仕事や態度に不備のある彼女を倫理的に注意させているが、本当のところは独り言でグチグチ言いながら不機嫌さをばらまき、そんな自分を気に掛けて欲しいというところだろう。

この幼稚な部分としっかりしようという気持ちの狭間にあることが、彼にとって元のストレス以上のストレスとなっているに違いない。それが、半月近く続く無愛想な態度の本当の原因だろう。しかし、彼の方の原因を知ると、例の新人の不備に気が行き、今までよりも彼女を憎らしく思えてくるから不思議だ。

パソコンの知識

職場において、パソコンのトラブルで呼ばれたので見てみた。モニターの電源が入らないらしく、画面は真っ暗なままだった。確かに何度電源を入れても付かなかった。私は単純にコンセントが抜けているのではないかと思い、本体に繋がっているモニターの電源コードを追った。

コードは少し外れていたようで、深く差しなおしたら画面は映った。どんなトラブルかと身構えていったので、本当にもう拍子抜け。実は昨日も、私が相談を持ちかけられたのではないが、今日とは違う人がくだらないパソコンのトラブルで困っていた。

それは解像度を上げすぎたために、すべてが一度に表示しきれなくなったので「おかしい」と言っていたものだった。「おかしい」といっても本人がいじったのは間違いない。わざわざこんなことで職場内の専門家的な人を呼ぶというのだからお粗末だと言わざるを得ない。

ただまぁ、知らない人からすれば一大事なのだろうが、ちっとはこの無知さを恥ずかしいと思ったらどうだろうかと彼らに言いたい。私はそんなにパソコンに詳しいつもりはないが、世の中にはお話にならないくらいパソコンを理解できない人がいるのだなと、最近改めて思った次第である。

そうそう、パソコンのトラブルに自分で対処できるようにと、「Windows.FAQ - ウィンドウズ処方箋」というサイトを紹介したのだが、教えた人は「私が知りたいのは、こんなレベルが高いものではない」と言っていた。

ちなみにその人は、IMEの言語バーが画面の真ん中にあるのを直そうとしたが動かせないと言って困っていた。言語バーを掴めないと言って困っているのだが、何のことはない左端にある持つべき場所をクリックしていないだけ。本当にもう、この手の話は勘弁して貰いたい。

 

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