王子様になる人

記入日:2004/10/13

知り合いの女性が、私に未婚の医者の知り合いがいると聞いて会いたがっていたので、彼女が医者である彼に聞きたいことがあると言って、今日 そのお医者様を誘い出すことにした。無論、彼女が彼に聞きたいことなどない(あるとすれば収入だ)。ただ単に彼女は医者と知り合いになりたいだけであり、私はそのための引き合わせ役、綺麗な言い方をすればキューピッド役なのだ。

すべては金のある男とくっつきたい彼女の野望を叶えるために、である。この彼女は例の「彼氏がいるから」の人だ。私が彼女のためにここまでする理由は、貸しは作れるときに作っておけ的なものだ。イギリスに留学していたために英語が堪能な彼女である。この後の利用価値と言えば失礼だが、頼ることもあるだろうから先に恩を売っておいた方が後々頼みやすいという打算的思考が働いたのだ。

だがまぁ、久々にその医者の彼にあったのだが、前に一度しか会っていないとはいえ、「この人だったっけ?」という印象は否定できない。自分の記憶力のなさと相手の印象のなさを痛感した次第である。彼女の方も期待はずれだったのか、会うまでの「化粧した方がいいかな(突然会うことになったので)」「王子様になる人かな?」といった言葉や、しどろもどろになった感じが嘘のように、すっかり落ち着いてというか、苦笑にも似た笑顔を浮かべていた。

あれだけ「顔はどうでもいい。結婚するとなればお金よ」と言っていたのに、である。楽して生きたいなら、それくらい肝が据わっているべきであると思いたくもなった。同時に、くだらない理由で呼んでしまったことに関して、彼に対してのすまなさを感じずにはいられない……。いや、この件で彼の私への評価が下がり、それを誰かに言われることを危惧している。つまらない男だな、私は。

一緒に帰る人

いつも授業後、一緒に帰る主婦の人が突然、授業終了後に「友人と話して帰る」と言って帰ってしまった。教室を出た後にもう一度会ったときには、「(今日貸したもの)明日返すから」と言って、いつものような感じで去っていった(電話でお金を貸してと言われて貸している(少額)。CD-RWも貸している)。

しかし、急変(?)した態度に「何か気に障ることでもしたのだろうか」と思わずにはいられなかった。授業前はいつもの通り話していたので、授業中に無意識のうちに鼻くそでもほじったのか、それが嫌で~といった変なことも頭に浮かんだが、その理由はわからないままだ。単に、その友人と話があっただけかもしれないのだが……。

あと、この間 一緒に帰ったときに、「一緒に帰って、それを彼女に見られたらまずくない?」と聞かれたのを思い出した。でも、火曜日は一緒に帰っている。ただ、その日は本来ならば三人で帰るはずだったのに、一人が途中で抜けたので、彼女と二人きりになってしまったのだが。何にせよ、気にしすぎなことは確かかも。

 

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