怒ったもん勝ち

記入日:2004/11/15

今日は一日、沈んだ気持ちを引きずっていた。それは先日書いた風邪でドタキャンされたことを怒られたことが原因だ。まぁ、冷静に考えてみれば、私だって好きで病気になったわけではない。病気になるのは自分の責任も多少はあるだろうが、基本的には責任の範囲外で責められる筋はない。

それでも謝るのは相手にとって悪いことをしたという気持ちからである。それをズケズケと物を言うのは大人のすることではない。しかし、自分を持ち上げるわけではないが、大人しい人間や人のいい人は、相手が怒り出すとその怒りの受け手にまわる。たとえ、その理由が理不尽なものであったとしても、内罰的な気持ちになって「自分が悪い」と思いこんでしまうのだ。

どうしてだろう? 相手が折れることのできない人間だから、自分から折れることによって人間関係を保とうとするからだろうか。いや、元来その手の人間は誰かを責めることが苦手なのだ。相手が間違っていたとしても、その人が傷つくあるいは相手の悪いところを指摘して嫌われるのが怖いのだ。

だが、どうだろう。そんな人間を相手にするメリットなどあるのだろうか。嫌われないことにどれだけの意義があるのだろうか。私があの自分勝手な彼女に対して下手に出る理由はただ一つ、性的欲求を満たすためである。実につまらない理由だ。性欲という本能を植え付けた遺伝子を憎みたくもなる。

他に探せば済む話だが、その労力が惜しい気もするのだ。だからといって、自分の非は一切認めず、会えば常に彼女の気分を私が盛り上げていないと気が済まない、そんなろくでもない女と付き合ってストレスを溜め込むのも馬鹿馬鹿しい。美人なわけでもなければ、スタイルがいいわけでもない、性格は悪いの一言に尽きる。そろそろ終わりにしようか。酒を呑めば、少しはうっぷんも晴れるが、こんなことをいつまでもしているのもアホらしい。

愚痴が止まらない

愚痴と書くのは正確ではない。きつい言い方が前よりも出てしまうと言えばいいのだろうか、自覚はあまりないのだが毒舌を吐いていることが増えている。そういえば、今週はあの女に別れをいつ言い出そうかということを考えていた。そのせいかもしれない。それほどまでに、あの女のお陰でストレスが溜まっているのだろう。

しかし、時が経つほどにあの女を許せるような気持ちになるから不思議だ。これが忘れるということなのだろうが、それでまた会っては同じように苛立つのだから救いがたい。いや、忌々しい感覚だ。それが余計に今の私の気持ちを苛立たせている。

 

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