周りが見えていない男

記入日:2004/12/17

例の教育担当の話である。例の新人が今日 休みだったことと、彼女がやった仕事に足りない部分があったこと、今日の休みの不可解な理由が気に障ったのか愚痴ってきた。愚痴ってきたというのは、愚痴を言うだけにとどまらず、私たちにもその愚痴に同調するように求めてきたのだ。

確かに彼女の不備は認めるが、彼が怒るほどでもないというのが私の見解だ。彼女の非を責めるのであれば、彼自身だって怪しいところが満載だ。仕事がないからといって途中で帰る(いない方がいいが)、勤務時間中やる気が出ないと手を休めている等々、語り出せばきりがない。

その上、自分はいろいろと改革してきたけど評価されていないという。いったい何を改革したというのか? 末端まで情報が伝わってこないから教えろ? 不必要な情報など別にいらないではないか。現状で特に困ってはいないのだから、余計なことをして仕事をしたきになっても困るというものだ。

まったく、誰それの何々が問題だと指摘する割には自分自身の問題が見えていないのだから困ったものだ。付き合っていたあの女にも言えるが、外罰的な人間というのは もうどうしようもないのだなという気がしてならない。人には厳しく、自分には優しい……最悪な思考回路だ。

だからといって、面と向かって指摘する気はない。たとえ、私の意見が完全に正しくても、なかなか言う気にはなれない。なぜなら、正しい選択が常にベターに転がるとは限らないからだ。この手の問題はやぶ蛇をつつかずに適当に流している方がよかったりする。作業に大きな支障が出ない限りでは と書こうかと思ったが、別にたいした作業をしているわけでもないのでどうでもいい。まぁ、一生懸命やってる連中の前で、そんなことは言えないのだが。

納め会

職場では納め会が行われた。一年間ろくに掃除していない職場を綺麗にし、その片隅で盃を酌み交わした。まぁ、私は30分程度ですぐに抜けたのだが……。いやはや、それにしても驚いたのは、こんなにも汚い環境で仕事をしていたということだ。汚れが落ちる落ちる。机もそうだが、一番掃除前と変わったのはコピー機である。掃除前に比べたら「新品に換えたの?」と聞いてしまうくらいだ。

 

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