指示の仕方で言い争い

記入日:2005/05/12

職場で一悶着あった。私はある人たちがチェックしたものを、指示通りに分類するための作業を行っている。その指示の仕方をめぐることで言い合った。最終的には私が謝ることで何事もなかったかのようにおさまったが、正直言って納得していない。

謝って済ませたのは面倒だったから、というのがあるのかもしれない。ただ、そのことに関する憤りがしばらく続いた。明らかにその方法はわかりにくいので、これはいったいどうなっているのかと問うた私に、担当者は「オレもこのやり方をする。こうするなというのなら、どうしろというのだ」ときたものだ。

他の方法ならいくらでもある。ただ使用している記号を今のものから他のものに変更すればいいだけのことなのだ。Aという記号を①という作業をするときにも、②という作業をするときにも使っている方がおかしい。会社の今までの習慣というローカルなルールに支配されると、こうも融通が利かなくなるものかと辟易する。

まぁ、誇りややりがいを持ってしている仕事ではない。たかだか十数万の仕事に言い合っても仕方あるまい。何をどうしても受け取る報酬は変わらないのだから……と思えばこそ熱くなったことに悲しさを覚える。馬鹿馬鹿しい、その場の何もかも。そう、適当にやっていればいいのだ。こんなものは。私が真剣になる必要はない。

ふぐ調理免許

話は大きく変わる。今日は起業家の話を聞く授業があった。昨日、学校での職業人に関する授業を行う企業に触れた翌日に、その手の会社のトップが来るというのもできすぎた話ではあるが、元某新聞社の社内ベンチャー的立場から出来上がった企業の社長が来た。有意義な時間だった、とだけ書いておく。

他には今日の主役であるフランチャイズ化に関するコンサルティングを行っている人、ふぐ料理の有名チェーン店の副社長が来た。後者からは、ふぐ調理免許に関して興味深い話が聞けた。

この調理免許、地域によって難易度が天と地ほど違うらしい。たとえば、関西では合格率100%なのに、東京では40%だったりする。そもそもこの試験、試験官が現役のふぐ料理屋らしいのだ。つまり、あまりライバルを増やしたくないから難易度を上げるのだそうだ(それによる地域差)。

 

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