セクション異動

記入日:2005/06/06

実は数日前から職場の例の教育担当だった奴の機嫌が悪い。原因はよくわからなかったのだが、今日の昼にある人に聞いてみたところ、20日に彼が別のセクションに移ることと、他セクションの規模縮小によって私達がいるセクションが割を食う形になっていることに関し、誰かといろいろあったらしいと言っていた。

ただ、何というかハッキリ言ってまったく気になっていなかった。別に彼と会話をしなくても仕事はできるし(今現在、このセクションは私と彼だけだが{もう一人は休暇中})、わざわざ機嫌を取ってやる義理はない。ついでに、仕事自体も飽き飽きするほどのルーティンワークなので、終わった後のことを考えながら作業している。

と、いうことで違う話題。困ったことに、バスタオルにカビが生えてしまった。別に何をしていたわけではない。しばらく濡れたままの状態で放っておいたら生えてしまったのだ。しばらくと言っても一週間そこそこのはずだ。まったくもって梅雨時期は恐ろしい。

個人情報保護法

職場ではこの春の個人情報保護法に伴い、今まで関連企業に貸し出すことができた資料が貸し出せなくなった。もしくは、別のセクションを通して貸し出すことになった。で、別のセクションを通して貸し出すべき人に直接貸し出したことで、この間口論となった人に注意された。

私としては、その貸し出しの際に別の社員(私より上の)指示を仰いで貸したので、そのことを伝えたらそっちにも言っておくという返答が来た。食事の前にこの手の話をされると飯がまずくなるので後にしてもらいたいというのが本音だ。それに、借りに来た人にいちいち言う以前に、借りに来そうな場所に貸し出せなくなった&貸し出しの場所が変わったことを知らせる文書でも送れよと言いたい。

防音ビジネス

家に帰ったら帰ったで、下の階の人が友人を呼んだらしく、話し声が聞こえてきて気になった。まぁ、これは仕方のないことではあるだろう。私もそのうち呼ぶだろうし……。強いて言うのなら、もう少し防音に気遣った設計にして欲しかったということである。

防音と言えば、それがビジネスにならないかと最近考えている。建築段階の防音措置は研究されていると思うが、設計後の補強壁的なものはどうなのだろう。多くの賃貸住宅はなかなか改築、補強工事はできないだろうから、簡易的措置としての防音措置のアイテムを増やせればと思えたのだ

騒音加害者がいる場合、被害者が音に関する措置をとるのは理不尽な話である。そこで、もっと加害者側の認定のしやすい法律が欲しいのだが、そういった社会的平等性の追求のための法律、もしくは条例を作るための企業というのは成り立たないだろうか。結局は政治家と支援団体の関係に近いものになるのだろうが。

上のことは置いておくとして、音に関しては本当に何とかしたい。まず、私が大家になれるのなら、コンポ持ち込み不可のアパートにしてみたい。ついでに、入居前のマナー講座でも用意して、入居者を「育てる」という視点も持とうかなどと馬鹿なことさえ浮かんでくる。

音以外では、このあいだ作業所と呼ばれる精神病者のリハビリ施設(言葉が妥当かは知らないが)の映像を見て、こういった人たちを使ったお店のフランチャイズ化を考えた。この手のものは補助金が出るから、利益追求をそんなに気にしなくてもいいし、社会的貢献にもなるだろうからと思ったのだが、どうも近頃はその援助額も下がってきているらしい。今ある作業所的店舗としては、ハートランドやパン焼き釜といったものがあるという。

この手のことを考えていると、商売というものの不条理を時に思うことがある。仮に靴に付いたガムを取る薬を作って売り出したとしよう。しかし、道にガムを捨てるバカがいなくなると、この商品の価値は一気に下がってしまう。逆に言えば、そのようなバカがいるから価値がある商品で、まったくもってバカ様々というわけである。だからバカがいなくなったら、その商品を作っている人は道にガムを捨て始めるかもしれない。

上のような例が多々あるような気がする。病気の撲滅を願う医療関係者がいたとして、もしその願いが叶えば彼らの仕事はなくなってしまう。そんな理不尽さを金を稼ぐという行為は孕んでいるのかも知れないとふと思った次第である。

 

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