人民日報の誤り

記入日:2005/10/27

金曜日は遅寝で遅起きだった。いつもより一時間近く遅く起きたのだが、遅刻することなく出社できた。それというのも、いつも余裕を持って起きて準備しているからだ。というよりは、私は朝の貴重な時間の使い方に無駄が多いのだと寝坊によって知った。後で直すというのに何度も髪の毛をいじったり、根拠のない占いを見たり、ボーっと考えごとをしながら朝食を食べたりするのは時間の無駄なのだと今更思った。

それはそれとして、中国語の授業で人民日報を訳しているのだが、中国を代表する新聞(正確には中国共産党中央機関紙だが)だというのに間違いが少なくないのに呆れる。最初に言っておくが、私は決して中国や韓国批判に情熱を注いであら探しをする「右」な人ではない。

例えば、今年の8月9日の海外版で小泉首相が言うところの「郵政解散」の記事において、「江戸の敵を長崎で討つ」という言葉を「長崎の敵を江戸で討つ」と逆にして伝えている。おまけに、「橋本派の森喜朗元首相」と書いている。

かつては、小野妹子を女性として紹介し、日本は昔から男女同権であった証としたことがあったという。酷い話では、中国の自動車メーカー吉利のマークがトヨタのそれにそっくりなのを呆れて見ていたトヨタ社員の顔を撮り、トヨタ社員も目を見張る吉利の車と紹介している。

記事にしているのだからもう少し調べて書けよと言いたくなるが、日本も外国事情に関してこんなものだったらと少し不安にもなったが、まぁここまで酷くはないだろうと長持ちする日本製品を見ながら思った(ソニーを除く)。

中国人の知人の話によると、人民日報を個人単位で購入する人は周りにいなかったし(記事内容はWeb上ですべて見られる)、読もうとする人もいなかったそうだ。もし見るとしても、会社等に置かれているものを見る程度だという。

その人が言うには、一般の人にとって新聞といえば夕刊紙であり、芸能ネタ等の女性週刊誌的内容がメインなのだという。この場合の夕刊は朝刊・夕刊の夕刊と言うより、夕刊フジといった類の夕刊紙である。

財布拾う、米もらう

職場のトイレで財布を拾った。道ばたならば交番へ……なのだが、ビルの中で拾ったので、管理しているビル会社に届けた。そこで、中身の確認を警備員としたのだが、現金は1000円だけ。他には郵便局のキャッシュカード(2枚)と様々なカードがびっしり入っていた。現金1000円というのは考えにくいので、私の前に発見した人が大きなお金は抜き去ったのではないかと思える……。

それと、働いている会社が主催のイベントで配布された米を1kgとボンカレークラシックをもらった。今日は金運がいい日なのだろうかと思ったが、イベント後ということを考えれば運がどうこういう話ではないと思った。財布も拾ったが、私は一銭も得をしていないし(お礼の一割の権利も放棄しているし)。

 

ランダム・ピックアップ