盗み撮り

記入日:2006/7/19

朝、電車に乗り込むと同時に端の席に座ると、向かいの席には大柄の白人男性が座っていた。彼はずっと携帯電話をいじっていたのが、あるとき急にカシャリという音がした。携帯電話のカメラのシャッターを切った音だった。

携帯のレンズは明らかに私の方を向いていた。そう、彼は私を撮ったのだ。それもいきなり、許可もなく。撮られた方としては不愉快極まりない。また、何で私を撮ったんだと疑問に思うところもある。

髪の毛をいじっていたので、男が公衆の場でしきりに髪型を気にしていじる日本人みたいな、よくない文章を写真に添えて何か書くんじゃないのかと、想像を巡らせているうちに思うこともあった。

とはいえ、その件を問いつめるほど私の朝は暇ではないし、そんなことに労力を払いたくないので何もしなかったわけだが。

躊躇い傷

生活保護を受けて、母子寮で、父なしの子持ちでって……、お前、働けよ19歳。という、お客様がいた。幼い子どもがいたら働きづらいのかもしれないが、連れてこなかったところをみると、どこかに預けられるわけだろ? なら、働けよ。躊躇い傷を増やしている場合じゃないだろ。茶髪にして、ピアスして、お金がありませんって? そこに使うくらいならとっとけよ。

ヤクザな依頼主

変わったお客さんもいる。事業は訪問販売、現在は商取引法違反で業務停止中、でもって色々とまけろと言う。何のことはない、あまりよろしくない商売をされている方々だ。豊田商事事件の残党か、という内容だ。会社自体は長いらしいが、冬眠会社を買い取って使っている可能性だってある。こういうのは相手にしたくないものだ。

 

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