温度が違う酒を混ぜるな

記入日:2006/8/13

故郷から友人がやって来て、飲みに行って楽しい夜だったのにタイトルはコレである。何のことはない。一件目のバーが酷かったのだ。店には若い男が一人。ジンリッキーを頼むと、冷凍庫に入れて霜が付いたビフィーターを取り出してグラスに入れた(目分量)。

まぁ、そこまではいいとしよう。この後、ビフィーターが瓶が空になったので、野郎は冷えていないビフィーターの瓶を取り出し、注ぎ込みやがったのだ。おいおい、温度が違う同じ酒を混ぜるなよ……。ついでに言うなら、なくなりそうなら冷やしておけよな。とまぁ、愚痴り始めたらキリがないのでこの辺しておく。

二件目は日本酒メインの居酒屋で、前にある女性と一緒に行った店である。ここで、先の店へのダメ出しをしながら、楽しく語らったわけである。ただちょっと、私の方が一方的に喋ってしまった感があるので、ちょい反省。

東京大停電

昨日来た友人が家に泊まったが、早朝には帰っていったので再び眠ることに……。すると、その友人からの電話で起こされた。「東京と神奈川で停電になっているらしいけど、そっちは大丈夫?」というから驚きである。

慌てて部屋を確認してみたが、どうも電気は来ているっぽい。こっちは大丈夫と言うと、彼は早いウチに東京を抜けてよかったと、今はもう宇都宮まで着たとのこと。そいつはよかったねと言った後に、テレビを付けたらそのニュースがやっていた。地下鉄が不通というのを聞いて、今日が出かける予定の日でなかったことに感謝した。

実は、昨日はヘアカット予定日で、今日は千葉に小旅行の予定だったのだが、彼が急遽来ることになって予定をずらしていたのだ。当初の予定通りだったら、今頃困った状況にあったなと、いつも寸でのところでトラブルを避けてきた自分の運を感じた。

街を歩く

髪を切ろうと思って美容室に向かったものの、開店時間の数時間前に着いてしまったので時間を持てあました。もっとも、その美容室の会員カードのようなものの開店時間が、実際の時間よりも早く書いているのがいけない(いつの間にか、変更したらしい)。予約の電話を入れろという話は抜きにして。

さて、暇を潰さないといけなくなったわけだが、ぶらっと街を歩くには東京の夏は暑すぎる。ネットカフェやマンガ喫茶で千円ちょっとを遣うのは気が引ける。ということで、喫茶店に入って本でも読もうかと思ったのだが、私という人間は長く席を占有していることに罪悪感を覚えてしまうので、三十分いるのがやっとだった。

そんなこんなで、食う気もないのにレストランが多く入っているビルの中を歩くことに。その中で気になったのがお好み焼き屋。本店が関西の方にあるお好み焼き屋らしいのだが、メニューに広島風というのがあった。突っ込みたい、「いいのか、それで」と。

そのビルの外では、三十代くらいのスーツ姿の女性がカメラを前にして何か喋っていた。TVクルーは見あたらなかった。小さなカメラを回す男と、傍にスーツ姿の女性がもう一人いた。パッと見た感じでは、今注目の若手起業家とかいった雰囲気だった。こういうのを見ると、東京というのは本当にTVと近い場所なのだなと田舎育ちの私は思ってしまう。

 

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