爪の垢を煎じて飲む奇妙さ

記入日:2006/8/22

あの人の爪の垢を~なんて言葉をたまに耳にする。いわずと知れた、立派な人を見習って欲しいという意で遣われる言葉である。だが、どうだろう? 清潔な人の爪には垢などないのではないのか? 爪に垢が溜まるのは、それだけ自分の身なりに注意を払えていない証なのではないのか?

何を言いたいのかというと、きれい好きの立派な人には爪の垢などないという話。爪の垢ってヤツは、爪が伸びていないと溜まらないだろうし、爪を伸ばしているような身なりのきちんとしていない人を立派な人とは言いづらい。つまり、爪に垢がある時点で、立派な人ではないと言えなくもない。

いやいや、逆に無いものは飲ませられないの意から、敢えてそのような言い方をしているのかもしれない。それとも、垢があるように汚点もあるのだと、立派な人を見たら汚点を探し、それを飲み込んでもっと立派なヤツになってやろうと、人の振り見て我が振り直せ的な飛躍しすぎの発想をして楽しむのはどうだろう(文が長いのでわかりづらいが)。

神様にPL法

幼児がシュレッダーで指を切ったというニュースを観た。日本には製造物責任法がある。広辞苑の解説を拝借すれば、【製造物責任】とは商品の欠陥により消費者の人身・財産に被害が生じた場合、製造者にその損害賠償責任を負わせること、となっている法律用語だ。

さてここで、ある宗教の話を持ち出すとしよう。人は神様によって造られたものだという。大地も、海も、緑も、神様が造ったのだという。次に私が何を言おうとしているのかは、この前置きの段階でわかるだろう。

そう、神様に製造物責任法を適用したら、損害賠償はいくら取れるのかという話だ。もうこれ以上は書かないが、偉そうに私こそ創造主だと言っていられなくなるだろう。

電話番

私が職場で電話に出ることはない。正社員ではないため、「○○が担当しました」というような対応が出来ないからだ。いや、違うな。ハッキリ言えば、出たくないからだ。私と同じ立場にあった前任者がそうであったこともあるが(データを打つだけで何も喋らない人だった)、基本的に仕事内容の契約事項に入っていないので問題はない。社長も任せる気はないようだ。ただ、店長が今日、「もしもし~」でもいいから電話番が欲しいと言っていた。少し複雑な気持ちだ。

 

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