目一杯働けば何とかなる

記入日:2006/12/2

親族経営の小さな職場では珍しくないことだと思うが、トップはとにかく働かせようとする。それも質で図るよりも量(時間)でみる。目一杯働けば何とかなるという発想なのかもしれないが、実際はきちんと休んで働いた方が能率が上がることもある。

まぁ、そんな話はいいとして、今日の様子を書いていこう。経営陣が不在なので、随分とお気楽なモードだったような気がする。他店の店長が正午前に来たときも、「もうお昼を食べていいよ」といつもは夕方に食事を取っている社員に語っていた。この他店の店長、「お疲れ様です」と挨拶をされた際に、「まだ、疲れてないよ」と返した。少し面白かった。

経営陣がいないことで、一番古参の営業の人が「何が嫌かって、休みの人の次の日は全員のタイムカードをチェックして、『早く帰ったのね』ということ」と愚痴ったり、今日なら職場内ではなく外で昼食が取れるかもという話で盛り上がったりしていた(結局、出前で終わったが)。

こんなにも緩い空気の日になるなら、昨日の夜に部屋を整理していたら出て来た恋愛傾向診断の紙でも持っていって、話のネタにすればよかったかなと思えてきた。もしかしたら、こういう日を予測して無意識のうちにそんなことを思ったのだろうか。だとしたら、何となく「したい」と思った行動が、よりいい結果を導くのではないかと思えてきてしまった。

辞めそうな人

朝、ミーティングでは支店にいる一人の女性社員の態度が悪いという話がされた。その人は入社一年ほどの新人らしいのだが、毎日のように出社時間ギリギリに来るのだという。彼女は先輩社員が早めに来て職場の掃除をしている横を、いつも何食わぬ顔で入っていくのだという(営業成績がいいために、でかくなってる?)。新人だったら先に来てさぁ~、というのが大方の言い分であって、幾度となく耳にする話になっている。

今回、改めて問題になったのは、彼女が注意されるたびに「辞めればいいんでしょ?」と言い返すことだ。この「やめる」が退職なのか、遅刻寸前の出社なのかは微妙だが、どうも聞いている限りは前者のようだ。ミーティングでは彼女の例を出し、「うちは縦で繋がるよりも横の繋がりであって、和気藹々としながらも仕事はきちんとやっていくのがモットーだ。過ちを指摘されたら素直に受け入れること」そう言って店長がしめた。

このあと、経理が名刺が切れた社員の名刺を注文していたが、先の彼女とうちの店舗の半年近くになる女性の名刺は発注に待ったがかかった。二人とも様子見、とのことらしい。別に私自身にとっては、それほど大きな問題ではないのだが(一時の仕事だし)、何となく書き留めておこうかなと思った次第である。

内容がない日

どうも最近、内容がない日を過ごしている気がする。本気になれば数時間で終わる仕事を、一日かけてしているから、そう思うのかもしれない。そもそも、集中力が異常なまでに低下してしまって、何をやってもはかどらない有様なのだ。本当に困ったものだ。

まぁいい、やっている事自体は相変わらずであり、一時の仕事であることには変わりないのだから(一時でも~という話など聞きたくもない)。基本的には契約書に定められた仕事をしているのだが、たまにお茶出しでもしようとすれば、「契約にない お茶出しまで」と言われる。

なので、特に向上心もサービス精神もなく日々を過ごしている。言っている側はやってほしいのだろうが。いや、どうかな。よくわからないから、未だに自分の立ち位置が掴めない。

契約の更新

以前書いた辞めそうな人が辞めてしまった。私が入って半年足らずで、三人の退職者を見ることになってしまった(そのうち一人は卒倒時による後遺症のための事実上の退職であるが)。この離職率の高さは珍しくない。そういう業界なのだ。一言で言えばハードであり、リターンもそれほど大きくない。

なので、正社員にならないかと誘われても、そんなに嬉しくはない業界ではある。ただ、万が一のための保険として、この業界での経験のようなものでも積んでおきたいところだ。なんせ、どんな地域に行ってもそれなりに必要な業種なのだから。とはいえ、すすんでやりたいものでもない。

ちなみに、今日で働き始めて半年となり、契約が半年だったために更新が行われた。特に大きな内容の変化もなく、契約は淡々と済まされた。あっ、休みを土日の週休二日制にしたことは大きいな。

 

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