就転職フェスティバル

記入日：2007/9/8

タイトルのものに行ってきた。何というか、怪しげな企業が多く目に付いた気がする。真っ当だけど人気がなさそうなのも見受けられた。会社との対話時に出す『企業訪問カード』のサンプルからして、「就職・転職するにあたって不安なこと」という項目の見本が「正社員で働いた経験がない」であるからして、脱フリーター向けのイベントだったのかもしれない。

つまりは、そういう企業が多い訳だ。とにかく人が欲しい＆基本的には誰にでもできるタイプのものだ。研修講師を募集していますと言いながら、実際に入れば、まずはこれをとルートセールスでもやらされるのが目に見えている所もあった。

そういうところは当然、離職率が高いので、こうして人を集めるしかないのかもしれない。そして、それで集まるのは質が悪いので、多くの場合は使えないか長くもたないだろう。そのため、余計にノルマが増えてで悲惨なことになり、人が次々にいなくなって、また質の悪い社員を呼び込むという負のスパイラルを生み出すのではないかな。

ホント、主催会社がやっている職を絞ったものとは偉い違いだ。だがまぁ、未経験業種に飛び込むにはいいのかもしれない。経験値０よりは可能性は広がるだろう。いわゆるブラック企業であっても、ステップアップの踏み台にはなるだろう。取り敢えず、どこかに突っ込んでみないと……。

水曜日の面接、時間が経つにつれて腹が立つところがある。まずさ、経験者が欲しいなら未経験者歓迎を謳うなよ。経験者のみにすると誰も来ないと思ったから窓口を広げた？　未経験が要らないなら、そんなんやったって意味ねぇ～だろ。バカじゃないのか。

次にさ、最低でも２４万出すって書いたのはそっちだろ？　最低で書いたから希望額を聞かれて、そう答えたんじゃないか。「２４万稼ぐのは大変なことだよ」って、そんなこという企業には行きたかねぇよ。無論、何もないところから実際に稼ぐ大変さは知ってるさ。

おまけに、何故か結婚の話を振ってきて「予定がない」と答えると「ダメじゃないか」と言う。そんなん個人の勝手だろ？ 仕事に関係ないだろ！　だいたい、何で結婚しないとダメなんだよ。こっちとら、それを避ける理由があるんだよ、複雑な事情でさ。その辺の事情なんてくめない輩なんだろうな。

だいたいさ、採用する側に明確な欲しい人材像がないから、「該当無し」が続いて時間を無駄にしてるんだ。阿呆が。まったく、学生の動向を知るために人材募集してる大企業じゃあるまいし。

あと、人を真面目一本槍だと勝手に思い込んで喋るな。たかだか数分の会話で何がわかるってんだよ。ただの思いこみだろ？　第一印象から来る。見た感じだけで人をカテゴライズしてたら、必要な人材を見逃すんじゃないのか、おい！　まぁ、もうあそこには用はないけどな。

時事ニュース。首相が辞任するそうだ。選挙惨敗で辞めろ辞めろと言われても、辞めなかったのに急な話だ。数日前までは、「給油継続が無理なら退陣」なんて息巻いていたのに。先のそれにしたって、できなかったら辞める的ものは、前小泉首相の法案が通らなかったら解散的な感じがした。前の総理にとらわれ、真似ようとし、真似ているつもりが、前の首相ほど誤魔化しきれなかった、そんな気がする。

細かなところまで見る余裕はなかったが、いろいろと後手に回った印象が強い。そして、言っていることは強気だが、説得力と覇気に乏しいために覆される。実直さはあるのだろうが、それがかえってインパクト不足に繋がり、逆に陰気なイメージを創り上げていたようにさえ思う。にしても、この時期にこれか。健康問題とはいえ、大臣に就任したばかりの面々はどんな思いだろうねぇ……。